年収や住宅情報、勤務先などの信用情報は必ずチェックされる
2014年8月20日
個人の信用情報ではなく不動産を担保にする不動産担保ローンも、あなたの年収や住宅情報、勤務先を気にしないわけではありません。
不動産を鑑定するのと同じように、信用情報は必ずチェックされるのです。
信用情報というのはクレジットカードやキャッシング・ローンの利用状況のことで、登録会社名、契約日、金額、形態、返済回数、残高、返済状況などはチェックされているということを理解しておきましょう。
不動産に担保価値があっても、きちんと不動産担保ローンを返済する人かどうかは重要なポイントなのです。
不動産の価値が高くてもあなたの信用情報の判断も金融機関は行い、その上で不動産担保ローンを利用した融資上限額を決めているのです。
ですから、不動産担保ローンを申し込んでも、その記録が残るということは意識しておく必要があります。
融資が認められても審査で残念な結果となっても、不動産担保ローンを申し込んだ記録が残ってしまうのです。
審査に落ちたという記録は、次に申し込む金融機関にもチェックされるので、あまり安易にいろいろなところへ融資を申し込むのはNGとも言えるのです。
仮審査だからといって安易に考えることなく、納税証明書・固定資産税納付書などが求められるということも想定しておきましょう。
住宅ローンなどが残る不動産の場合には残高証明書・返済予定表などが必須ですし、利用できても借り換えの場合は抹消するための費用も必要となるのです。